グッズレビュー(主に犬用)

愛犬のクレートにミニ電気マットを敷いて電気代節約(レビュー)

我が家のオト(メス・7才)は、夜はクレート(犬用ハウスのようなもの)で眠ります。

日中はマットレスや窓際で日向ぼっこなどもしますが、本格的に眠るとなると自分でクレートに入っていきます。

特に冬は室内でも犬のいる低い位置は空気が冷えやすいのか、夏場よりクレートに入るのが早めです。

夕方の散歩を終えてご飯を食べて、一旦はマットレスでゴロン。夜8時頃か飼い主がお風呂に入り出すと、起きて自らクレートへ。

今回はそのクレートの暖房についてです。

犬は寒さに強い?

オトを迎えた当時、犬は寒さに強いと思っていました(オトはダブルコートで真冬でも全然平気なのです)。

何年前か正確ではないですが、秋口にオトをキャンプに連れて行った時のこと。

夜はテントで一緒に寝たのですが、その日はクレートを持っていかなかったので、オトは寝袋の上で眠っていました。

明け方になり少し冷え込んできた頃、突然オトが震え出したのです。私は夫を起こし、「オトが震えてるんだけど!」と伝えたところ、夫は「寒いんじゃない?」と言って寝袋の中にオトを入れて体をさすり始めました。

しばらくすると、オトの震えは止まり、陽が差し始めると何事もなかったように外を歩き始めました。その時のテント内の気温は、持ち込んだ温度計で15℃でした。

こんな気温で?と驚きつつも、まだ冬毛が生えそろっていなかったオトに申し訳ない気持ちになりました。

確かに寒さには強いけど、それは冬毛で体が動いているときであって、止まっている時は暖かいにこしたことはない。それから、色々と気をつけるようになりました。

高くなっていく電気代と夜間エアコンのつけっぱなし問題

オトが眠っているクレートはリビングにありますが、私たちはリビングで過ごす時間が終わると寝室に移動します。

一時は寝室にクレートを置いていた時期がありましたが、本格的に眠りに入ったオトは声かけくらいでは起きません。段々と寝室で眠ることはなくなり、リビングで朝までとなっていきました。

そこで問題になるのが夏場と冬場の室温管理です。

ここ数年の物価高と円安で、光熱費は上がる一方です。夏場の冷房も高いですが、冬の暖房はもっと高い。

そこで、何とか電気代を節約する方法はないものかと考え、目をつけたのが電気マットです。

我が家ではこれまで夜は設定温度を下げて(外気温によって18℃〜20℃)、エアコンを朝まで入れていましたが、これでエアコンを止められるのではないかと考えました。

きっかけは猫の預かりボランティア

別の記事に書きましたが、一年間、猫の預かりボランティアをしていました。

その際に、猫用に電気マットを借りていました。使っていたのはペット用のものではなく、人が使う用のものでした。

これまで、電気マットはなんとなく低温火傷のイメージがあり、オトに使ってもらうという発想はありませんでした。

「猫が大丈夫なら犬も大丈夫なんじゃない?」「オトもクレートでモゾモゾと寝姿勢を変えているし(火傷しない)」と思い、オトのクレート用に電気マットを購入することにしました。

電気マットを購入

購入したのは、こちら。ヨドバシカメラで安くもなっていたので、借りていたものと同じにしました。初めての電気マットなので、オトに合わなかったら私が使おうかと・・・

テクノス TEKNOS 45×45ミニマット EC-K411H

選ぶときに注意したこと

  • 電源オンの状態がLEDでわかる
  • 低温、高温の切り替えができる
  • 大きさは40cmから45cm程度(クレートの中に敷く想定)
注意してください

メーカーはこの商品を動物に使うことを禁止しています。

LED表示で通電がわかる
温度設定は強弱の2段階(弱42℃・強52℃)

クレートに設置したところ

左右が少し余っていますが、大きさはOKです。

ちなみにオトのクレートはバリケンネルML P300(古いので型番違うかもしれません)

実際に使うときは、マイクロファイバー製の毛布で包んでいます。

また、クレート下は床の間にコルクマット、アルミマットで断熱、クレートの上は、ウール毛布、化繊毛布を重ねて熱が逃げないようにしています(やりすぎかも・・・)。

眠るときには、このように入り口を塞ぐように毛布をかけます。

夜起きて外に出ることもありますが、うまいことクレートに戻っています。毛布が少し乱れてると昨日はクレートの外に出たんだなとわかります。

実際に犬に使ってもらう

まずは慣れてもらえるよう、日中から電気マットをつけてクレートで眠ってもらいます。

暖かいのが気持ちいいのか寛いだ様子。試しにクレートに手を突っ込んでみると、明らかに中がポカポカしています。

これはいけると、早速夜にエアコンを切って使ってみました。

翌朝、起きてきたオトの体に触ってみたところ、お腹と足先はポカポカして温かい。

これなら大丈夫そうと判断して、これまで1ヶ月間ほど使ってきました。電気マットの稼働時間は1日14時間程度です。当初懸念していた、低温火傷の心配はなさそうです。

まとめ

暖かいのが心地よいのか、オトが朝の散歩時間に起きてこなくなりました・・・(汗)

クレートの中に温度計を置いてみたところ、20℃〜24℃の範囲です。最低でも20℃はキープできているので、夜間のエアコンは毎日OFFにしています。

よかった点
  • エアコンを切れるようになったので電気代は節約できそう
  • 電気マットの方が犬も快適そう
  • エアコンを消しているので、翌朝にリビングの空気が乾燥しにくい

電気代を実際に比較したいと思ったのですが、保護猫預かりしていた時に、別室でエアコンが動き続けていたので昨年との比較ができないのです。

今回は人用の電気マットを購入したので自分が悪いのですが、ペット用のほうが良かったかなと思う点もあります。

ペット用の方が良い点
  • 洗うことが前提になっている(カバーなど)
  • 細かい温度管理で低温やけどに配慮してある

オトにとって、クレート=暖かい場所の認識になったのか、昼間からノソッとクレートに入っていって眠ることが増えた気がします。

私は新たにスイッチのON/OFFという仕事が増えましたが、オトが快適なら私の手間なんてナンノソノです。

同じようにリビングのエアコンを切りたいとお考えの方には、電気マットはおすすめです。

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