愛用中の犬具 – おすすめリードを紹介(レビュー)

愛犬オト(メス・7才)を迎えて、丸6年が過ぎました。その間で使用してきた犬具の中で、気に入っている我が家の定番品を紹介したいと思います。

ご紹介するものは、次に買い換えることになっても同じでいいかなと感じているものばかり。どこが気に入っているのかも、写真付きで紹介します。

まず第一弾は、リードです。毎日2回のお散歩に欠かせないので、使用頻度はピカイチです。個人的に犬具の中では一番気を使って選びます。

写真は長めのリードで楽しそうに歩く愛犬オト(メス・7才)。

愛犬オトの体格や特徴

どのようなリードが良いのかは、犬の体格によって変わります。

参考までに愛犬の体格や特徴を紹介します。

リードの選び方

私がリードに求めるのは、当然ですが外れないこと、ロックがしっかり出来ること、長さの調整が出来ること、軽いこと。優先順位をつけると、こんな順番になると思います。

リードにはたくさんの種類がありますが、私が好みのリードは下表の丸印のタイプ。
バツ印は、最初から選ばない、もしくは一度使って私には合わなかったタイプ。
はてなマークは、まだ使ったことがないタイプ。

金具	紐の形状、素材	持ち手	長さ調整
鉄砲ナスカン	ロープ	クッションなし	伸縮タイプ
レバーナスカン	平紐	クッションあり	あり
カラビナ型	レザー		なし

金具の形状

金具ですが、鉄砲ナスカンは2度外れた経験があり、うち1度はオトが行方不明に。

公園内だったのですが、近くには交通量のある道路もあり、見つかるまでの時間は生きた心地がしませんでした。(ちなみに、自分で自宅前に戻っていました。向こうも探していたようです。)

どうも鉄砲ナスカンは、その構造から工作精度が要求される気がしていて、明らかに噛み合わせが悪いものがあります。そうすると、少しズレたところから、スルッと抜けるようです。

レバーナスカンは特定方向の力に弱く、その時は外れやすい印象。店頭で試して選んでいません。

紐の形状と素材

次に紐の形状ですが、ここは平紐の一択です。ロープ式は女性の握力では滑ってしまってリードのロックがやりにくい。ロックが緩いと摩擦で怪我する可能性もあります。

素材はナイロンでいいかと思います。レザーは、丈夫だとは思いますが、洗えない、重い、雨で気を使うので選べません。

持ち手

持ち手は、急な引っ張りがあるので、手に優しいクッションタイプが好み。
クッションなしでも、他を満たしていれば、ここは妥協してもいいかな・・・ということで三角にしています。

長さの調節

長さは短くしたいときで1m、長めにして2mほどで十分です。通常の金具(コキカンというらしい）で調整するタイプでOKです。

伸縮リードは、本体が重いこと、とっさの危険回避ができなさそう、第三者から紐が見えにくいなどの点が気になり、今のところ使用予定はありません。
ドッグトレーナーさんも推奨していなかったので、我が家では候補外となっています。

愛用のリード

普段の散歩と広い公園など、スペースに応じて使い分けています。

普段のリード　毎日のお散歩用

愛用しているのは、ドッグコペンハーゲンのアーバンフリースタイルリーシュです。

使用頻度が高いので、リードに毛玉ができていますね。

気に入っている点

• ロック式カラビナで外れたことが一度もない(信頼感バツグン)
• 平紐型でロックがしっかりできる
• 軽量なため扱いやすい、予備としても持ち出しやすい
• 持ち手にクッションがあり、急に引っ張られても手が痛くない
• 長さは最大で2mと普段の散歩にはちょうどいい長さ

このリードは、交互に使った方が傷まないかと考えて買い増したので、2本持っています。
先に購入したのは、こちらのオレンジ。

写真のブラック　長さを目一杯に伸ばして 2m
写真のオレンジ　長さを最も縮めて 1.1m

新旧の金具比較

新旧でカラビナの形状が変更になりました。

旧バージョンはスライダーロック(左)、新バージョンはスクリューロック(右)

旧バージョンの良い点は、ロックしていることが一目でわかる点。新バージョンの良い点は、ロックが強くより安心できる点です。私は新バージョンの方がお気に入り。

耐久性

金具部分がアルミニウム素材です。金具部分は通常、ステンレス素材のものが多いと思います。

購入前はアルミの強度に不安がありましたが、2本を4年間ぐらい使ってきましたが問題なし。どちらも、まだまだ使えそうです。

メーカー推奨の使用期間は大抵が半年とかになっていると思うので、参考までに。

2024年に、またモデルチェンジがあったようで、古くなってきたし買い替えを検討中です。

5メートルリード　広い公園専用

公園などの広い場所では、普段のリードより長めのもので散歩させてあげたいと考えて購入したのが、長さ5メートルのリードです。

オトの場合、ボール投げなどの遊びには無関心なので、20mなどのロングリードは我が家では使う場面がありません。

愛用しているのは、ユリウスケーナイン スーパーグリップリード　5mです。

この「スーパーグリップリード」、黒い部分に、グリップしやすいよう滑りにくい素材を採用していることからついた名前のようです。

気に入っている点

少しベタつくゴム素材のような感触です。感触は気持ちよくありませんが、リードの送り出しや巻き取りなどの繰り返し行う操作時に、グリップが効いて扱いやすい。

また、適度にコシがあるので、束ねやすく絡みにくい気がします。

公園内でも遠くから目立つ、ビビッドなピンクもお気に入りです。

公園など広い場所では、たまに犬をフリーにしている人を見かけますが、我が家ではフリーの犬には近寄らないことにしています。犬が飼い主さんの制御を無視して、オトに向かって突進してきた経験から学びました。

(犬をフリーにしている人で、犬をしっかりとコントロールできる人をほぼ見たことがありません・・・愚痴を言い出すと長くなるので止めておきます)

ちなみに伸縮リードも細い紐だと、遠くからはフリーに見えることがあります。飼い主さんの手元を観察して、伸縮リードだと判断できるまでは警戒します。

リードがしっかり視認できることで、周囲に余計な警戒心を与えずに済みます。もちろん、他の犬との距離が縮まってくるときにはリードを巻き取り、通り過ぎてから、また伸ばしていきます。

金具の種類と大きさ

金具部分の大きさを比較します。
結構、大きめで重さもありますので、中型犬以上向きな気がします。

あれ？鉄砲ナスカンじゃ？

そうなんです。このリードの金具は、私の苦手な鉄砲ナスカンです。カラビナ式だったら、もっと良かったかも・・・。

ですが、使ってみると、長さ5メートルのリードなら、急な引っ張りはリードの送り出しで対処できることがわかりました。

広い公園でスペースが十分なので、オトが急に避けたい障害もありません。結果、強いテンションがかかることがありません。

ナスカンも、しっかりと太めのもので、鉄砲部分も高い精度で噛み合っていますので、これなら許容範囲です。

犬の歩き方に変化を感じられる

この5メートルリードの良い点は、犬がゆったりと歩いているのが伝わってくる点です。

犬って、立ち止まって匂いを嗅いだりした後、再び歩き始めるときに少し早足になりませんか？
オトは毎回のようにこれをやるので、習性のようなものだと感じています。

5メートルという長さが、その早足を止めることがないので、気持ちよく歩けるんだと思います。
人も歩こうとしてるのに、肩を掴まれたり、手を引っ張られたりして進めないとストレスですよね。

また匂いかぎの時に飼い主も楽チンです。犬は茂みに入っていきますが、飼い主は少し遠くで待っていられます。

そんな自由度の高さが、犬の散歩の満足度を高めるから、結果的にゆったりとリラックスしたよい散歩に繋がる気がしています。

まとめ

今回はお気に入りのリードを２つご紹介しました。

ドッグコペンハーゲン　アーバンフリースタイルリーシュは、普段の散歩用に最適。

ちなみに、カラーですがブラックを選んだのは、首輪の色が変わってもブラックなら合うという理由でした。今、最新のものを購入するならブラックは選ばないかな・・・。

やはり、リードは目立ってこそ。第三者から視認できることが、互いの安全のためには一番大事だと思います。

もう一つは、ユリウスケーナイン スーパーグリップリード　5m です。こちらは広い公園用です。河川敷なんかも人がいなくていいと思います。

散歩していると、犬がみるみる落ち着いていく様子には感動。犬が楽しそうに歩いていて、こちらの気持ちまで満たしてくれます。

とにかく周りに誰もいない広い空間で散歩できる方は、是非。
犬が落ち着いて散歩できないとお悩みの方も、試してみて下さい。